[ 二人しかいないとしても 霰もない格好に反射的に走る羞恥に 両脚を閉じようと動かす。 ] や、……やだ、こんな格好……![ 思い出を作るにも他の方法があるだろう、と。 人のおままごとを想像していた自分には 刺激が強過ぎたのだ。 思わず伏せてしまうのは自らの体が よく見えるだけでなく 彼とのつなぎ目までもが よく覗く態勢だったからだ。 思わず片手でシャツを伸ばすように裾を 引っ張っていた意識が持っていかれる。 ]