[>>_219やんわりと繋いだ手を解かれて不思議そうに見つめる。指と指が絡む。ちらりと見上げれば、満たされたような>>_219の顔にどこか気恥ずかしくなった。家の近くの青い花畑に目を映す。ふたりで並んで歩く道は、不思議でふわふわとするようだった。扉が開かれると、先に入るように促される。小首を傾げる。言われるまま、先に家に入った]ただいま。……――おかえり、レト。[先に玄関に入って、くるりと振り返って何度目かになる”おかえり”を口にする]