[少しだけ怒ったような声には少し目を丸くして]
そっか…うん、そうだな
俺の横だけが、フリッカの場所
[自分で言ってなんだか嬉し恥ずかし。
だかその直後、赤くなる彼女の頬に少し笑ってしまう。ころころと忙しい顔だ]
そう?ならいきなり言わなかったらいい?
可愛いって言うよ、フリッカ
そうやってころころ変わる表情も、俺のことまっすぐ見てくれるのも、全部全部…すっげー可愛い
[自分みたいなやつに惚れてくれた、どこに自慢しても恥ずかしくない彼女である。
力を込められた手が嬉しくて、その手をそっと引き上げ軽くキスを落とす]
俺もだよ、フレデリカ
お前だけに頼ってほしい
お前の手を、隣を…俺だけのものにしたい
[それを許してもらえるのがただただ幸せで
彼女を見つめる目は思わず幸せそうに細まってしまう]