儂が名を預けたのは、あの時主を見初めたからじゃ。あの時からとうに、儂は主に惚れておった。男として惚れておらねば。主のあの真似を、許したりはせなんだよ。[>>_153男が竜を見初めた経緯を告げると同じに、己の想いをつまびらいた。それから、>>_154今度は男が語るを聞いて]