[答えがあろうとなかろうと、暫くそうしていたらゆっくりと落ち着きも戻ってくるもの。ようやく上げた顔には微かな笑みを携えて] ね、イェンスくん。 シュラハトのことが、心配なくなったら いっしょに、帰ろう。[その申し出は、彼もなじみのある、私の住む集落のことも含んで、ではあるけれど]