……主が着せたものじゃろうに。
[>>_74綺麗だ、と褒める男の言葉はやはり他の参加者たちに言われたと同じようにむず痒い。
そのくせ嬉しくも、もっと言って欲しいとも思えてしまうのが悔しくもあって。
目を逸らした所で膝の上では男の視線を強く感じて恥ずかしさが増すばかり。
結局、悪態にもならぬ一言を零したまま、男がぽつりぽつりと落とす言の葉を聞き続けて]
…………理解していなかったら、
こんな風にされること、許しておらぬ、ぞ?
[こんな事を、誰にでも許すのかと思われているのかと、不安げに見上げ、見つめた*]