[そうして解放されて、落ち着きを取り戻せたも振り返ればほんの束の間。
軽々と己を抱き上げる男によって、また鼓動は忙しく鳴り始めて。
抗議しようにも、>>_71思いの外丁寧に、優しく運んでくれるものだから何も言えぬまま大人しく運ばれる事となり]
─ →個別領域 ─
嫌か?
だが、急所を増やす訳にはいかぬじゃろう。
流石に逆鱗に埋めさせる訳にはいかぬし、となれば此処が妥当だと思うんじゃがのぅ。
[>>_73自分が示した場所は、どうやら男には不服らしい。
が、他に思い浮かぶ所には埋めるのも不味いし、と考えていたら、男からそういえば、と声がかかり。
うん?と顔をあげて続く言葉に首を傾げたのだが。
それは丁度、男の行動を受け入れるように動いたようにもなってしまい]