[抱き上げて、花嫁を膝に乗せたまま、置いていた椅子に座る]
雷華……綺麗だ。
[強引に染め上げて、奪い去るつもりでいたからと言えてなかった言葉を囁き]
なぁ、雷華。にくらしい。と言われてるけどな。
願いを聞くな。といわれたり、努力の果てに昇った座から強引に奪い去れ。といわれたりしてな。
誇りも想いも、強引にねじ伏せるようにして侵し掠めた。それについて悪気なんて毛頭もない。
[主に相手の好みなどに対してとやかくいわずに、受け入れる...にとっての我儘を幾度もしてるのだが]
……それだけ惚れてるというの、理解してるか?
[首を傾げた*]