[儀式の間で顔を合わせた時、初めてこの部屋に入って話をした時。
彼がくれた言葉は自分にとって、どれも思いがけないものだった。
そんな言葉をもらえるなんて、思ってもいなくて。
でも、本当はずっと、そう言って欲しかったんだ、と気付いたのだ。
後から身につけたものじゃなく、元々の自分で良いなんて。
誰も言っては、くれなかったから]
…それだけじゃない。
俺が勝手に思い込んで、抱え込んでたものを、手放して良いんだよって。
メレディスが、一つ一つ、教えてくれたから。
俺のままを、皆に知ってもらう勇気が持てたんだ。