[興奮で息が荒れてしまいそうになるのを 極力抑えながら、 下着もゆっくり引きずり下ろし 温かくぬめった右手で優しく握り込む。 (ディーク…様に……触れてるっ、) 密着しているせいで バクバクいう心臓の速すぎる鼓動も 結局、100倍に戻ってしまったソレの脈動も 伝わってしまいそうな気がしつつ ぬちゅり、ぬちゅり… ゆっくりと掌を前後に滑らせ始めた。 視界に捉えられない分 形を、張りを、ぬくもりを、肌で感じ取ろうと 左手でその輪郭を辿ろうとすることだろう。*]