いっつも置いてかれる側で、それが苦しかったから、置いてく側に回るの嫌で、だから、言えないでいたのに!なんでそれ、あっさり踏み越えてきちゃうの!……ずるいよ、もう。そんな風に言われたら、もう、逃げよう、ないじゃないか。誰よりも、すきだ、って。絶対、離れたくない、って。…………認めるしか、ないじゃない、かぁ…………。[まくし立ててる内に、視界がぼやけた気がしたけれど、そこまで意識は回らずに。立っているのも色んな意味で苦しくなって、その場にぺた、と座り込んだ。*]