ラヴィ、おはよう。お寝坊さんですね。食卓の人参はラヴィの為に用意したものですよ。
グルメなラヴィには物足りないかも知れませんが、後でカレル殿からフルーツを貰ってくださいね。足りなければ畑の苺もご自由に。
/*
私は下記のような設定を考えておりました。
ラヴィは主への供物として村人から捧げられたが、神ヘの僅かな疑念から生物を殺めて供物とすることに抵抗を覚えたのと、一人暮らしの慰みに、教会の居住区で飼うことに。愛着が湧き、たまにラヴィに悩みや愚痴を打ち明けてしまう。
*/
一年前に仔ウサギだったラヴィを森で捕まえた村人から捧げられ、上述の理由で暫く世話をしていたら人語を解することに気づいたことにしましょうか。
ラヴィが自由に歩き回れるよう、屋内外の扉は少しずつ開けておきますよ、ダイニングと私の私室(告解室の奥も兼ねる)、後は普段は使われない客室が2−3あるくらいのささやかな居住区ですが、女の子であれば客室の1つにラヴィの寝床を用意致しますか。