あ……うん。それは、知ってるし、わかってる。[寿命差の話>>_32に、ぽつり、と呟く。知っているから、わかっているから、それが怖かった。置いて行かれるのが辛い──というのは、形は違っても、幾度も感じていたものだから。同じ想いの存在を示唆しつつ、でも、それ以上先に踏み込むのを躊躇わせる最大の要因がそれで。自然、声の調子は落ちる]…………。[その後に語られる、務めについての話は黙って聞いて]