……着替え、 忘れずに持ってってくださいよ。 万が一怪我が治る体質でも 服が破損してりゃバレますから。[傷付けたくないんでしょ?と呟いて。] 帰ったら紅茶淹れて出迎えてやりますよ。[かつて俺を眷属にし、その報告をした夜会兼式典で吸血鬼達のしきたりに慣れぬ俺を守るよう堂々たる風格で立ち振る舞ったアンタの背中を覚えてる。そして今日、アンタはまた同じことをするのだろう。今度はアイリさんを守るために。]