そうやな、恋人の次は夫婦、やな。ずっと共に生きる関係や。[そこで珍しく、37歳の男は勇気を振り絞るために少し咳をして]―――あのな、エレオ。最初は警官の仕事としてエレオを守るって思ってたけど、今は違うんや。[必死で想いを紡ごうと考えるが]………上手く言葉が出てこーへんからシンプルに言うわ。俺は、エレオのことが好きなんや。だから―――、一人の男として、俺にエレオを守らせてくれへんか?…ずっと。[真剣な眼差しで、エレオノーレを見た。]