[時と場合についてと、番いの話題。竜が告げたそれらに男が何を思うかまでは見えぬこと。難しいというその言葉には、考えるも悪くないことよ、と笑みを含ませ]同じ竜の身の者と闘うは毎回変わらぬことじゃからの。儂の一番を決めたのは己惚れではなく、主自身よ。主の捨てられぬものの中に儂が入ったと思うも、己惚れではないと受け取って良いな?[ぱちん、扇をたたむ音と共に自信に満ちた笑みを主へと向けた後]