[思い出せば、今でもすぐに蘇ってくる、悔やみ、痛む記憶]長老の─…ばば様の曾孫だった、俺の…好きな子の裸、見せられて。同じなんだって、イヤでも理解するしか、なくて…目の前、真っ暗に、なった。[それは、自分が信じていた、根底を覆されたと同時]…いつか、護れるような強い男になるって決めてたのに。俺が、俺自身が、あの子にあんな真似させたんだって思ったら、耐えられなく、て。