[紅葉のように頬を染めた子供に、笑いを堪え切れず。笑われた、と彼は恐らくまた拗ねるだろうが]漸くこっち向いたな。[誤魔化すように、もう一度腕を伸ばして背を抱き寄せ、ぽんぽんと叩く。さながら子供をあやすように]子供は子供らしくしてたらいーんだよ。[なるほど大体ヨセフのせい]