[戸惑いを口にするソマーリュに男は優しく声を掛ける。これは現実なのだと。今まで恋を知らなかった男は、気持ちに気付けば真摯な想いを相手に捧げる。]夢じゃない。−俺が、お前が良いんだ。ソマーリュがこの先どんな立場になっても、どんな選択をしたって一緒にいるから。−愛してる。[足りないならば、幾らでも言葉を紡ごう。]