人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


【鳴】 騎士 シュテルン

― 少し前 ―

 え、そうかな?

[自分ではそんな風に思ったことがなくて、ムキになったのはどこへやら、きょとんとした声を思念に乗せた。]

 え、崖から落ちた時の話?
 ああ、うん。勿論覚えてるよ。

 あの時はヤコブが「道なんてわからなくても気合で帰れるだろ!」とかそんなこと言ってなかったっけ?
 だから俺、なんとか止めないとと思ってさ。

 でもそれも肝が座っているというより、臆病だったから夜に動けなかったんじゃないかな。

 あの時は、たまたまそれで良かったのかも知れないけどね。

[そう考えるとこういう正確なのも悪いことばかりじゃないのかもしれない。]

(=51) 2014/03/31(Mon) 00:10:24

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