人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


【鳴】 舞踊家 ソマリ

  を吸わない限りは
  現れないと思ってたんだ、


[だんだんと侵食されていく感覚。
前者よりも後者であれ、と思う。
自分であって自分では無いものの毒牙にかからないで欲しい、と]

  それとも、ずっとこうしたかったのかな―――

[鼻腔を擽る情交の香りにあてられてしまって、
脳は融けて、何を言っているかすらも分からなくなってゆく。

辛うじて自我を保っているのは伝わるかどうか知れない。
その首に牙を当てていない事こそが、己を見失っていない証拠だが]

(=48) 2013/10/02(Wed) 22:31:26

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