もう黙って居なくなりはしない。 次に、何かあれば、君に相談しよう。 ――その時は、話を聞いてくれるかい?[少しだけ腰を折り視線の高さを同じにして首を傾げる。] 君はまだ若い。 結論を急ぐこともない。 君が望んでくれるなら、共にいよう。 私が君を嫌うことなど無いよ。[兄としてでなく個として等しい立場を意識しながら隠したままで言えるのはこれが精一杯の言葉。*]