[ 男がその言葉を受け取り、見ぬようにと蓋をしていた胸の奥に染み込ませる間を待つように、置かれた時間が、じわりと、男の目元に僅かな色を乗せる>>=18 ]ありがとうございます、提督。[ 返した声は掠れも濡れもしていない。ただ、心からの感謝の響きはまぎれもなく ]