人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


【鳴】 正規軍剣士 クレステッド

 ……俺、さ。
 親父が死んじまって、一人になっちまって、目指してたものがなくなっちまって。
 それでも、俺の前には、兄ぃやおっちゃんがいて。

 目指すものがあるのが嬉しくて、そこに追いつきたくて、とにかく突っ走ってた。

[泣く気配は伝わらない。
けれど、声音には確り、今まで抑えていたものが滲み出る]

 でも、一人で突っ走んのもきつかったから。
 同じ夢持って、やり合いながら、一緒に突っ走れるツェルがいるのが嬉しかった。

(=19) 2016/02/27(Sat) 23:11:56 (tasuku)

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