[白髪と言われてちょっぴりだけ傷ついて。
如何せん、幼少の頃から髪の色でからかわれた経験を持ってたから。
ただ、それは何も言葉には出さない。
ローレルは綺麗、と言ってくれてるから、善意で言ってるだろう、と思えば、余計な心配を掛けさせる事は出来ない。]
え、はいー。ユーリエですよぅ。
私も生きてる人の声がぁ、聞こえてびっくりしましたぁ。
オバケの声はぁ、たまに聞こえてたのですがぁ。
[今までは死んだ人間や動物の声はたまに聞こえてたのだが、生きてる人間の心の声を聞くのは初めてで。
それには驚きもしたが、普段から不思議な現象に遭遇してたので、アッサリと受け入れてるみたい。]
ローレルさん、ありがとうございますぅ。嬉しいですぅ。
ローレルさんも何かあれば、遠慮無く仰って下さいぃ。
[穏やか声で、ローレルに礼を言ってみて。]