人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


【鳴】 魔法学園生 リヒャルト

 あの、って、フレイ?
 何があった?

[聞こえた声>>=15に、戸惑いながら問いを投げる。
収容所の状況が聞けたなら、あー、と短く声を上げて]

 やっぱり、そうなっちまうか……。

[予想はしていた。
だからこそ、『人を動かす歌』も必要かと思っていた。
とはいえ、自身が使おうと思っていたのは、心を強く縛る類のものではなく。
不安を取り除いて、言葉を届けやすくするためのもの。
その上で、言葉を持って動いてもらうつもりでいた。

それは、歌を教えてくれた人――養母が、無闇に使うものではない、と硬く戒めていたから]

(=17) 2020/11/18(Wed) 21:32:43

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