吾の里にも、あのような者どもの伝承は伝わっておらぬの。[エルフの古老たちは、それこそ気の遠くなるような過去について語るが、その中にも今戦っている相手のようなものたちは出てこなかった。] あやつらの言い分を信じるならば、或いは天地開闢に関わる者やもしれぬが…… 否。神であれ魔であれ、吾らが滅ぼされる義理はないのじゃ。