……リト。[ふとそんなことを思い返したのは、これから自分の歌う呪歌に籠める想いは、きっとリトの目指す先と重なると思ったから] あの呪歌を歌うよ。[その呪歌を教えてくれたという人は、この中にいるのだろうか――自身に知る術はなかったけれど**]