[少しの間、落ちる沈黙]……――――、これは形式ですよ。どうせ、話し合ったところで主張は相容れない。けれど私が此の地を退く為にも、巫女姫として出来る限りの心を砕いた…という姿勢は必要です。ただ回れ右をする訳にもいきませんでしょう?此処には一万の兵も、シュビトの民も、居るのですよ。賢い貴方なら、一番よくお分かりでしょうに。