[ユーリエが自分の名前を呼ぶ声が聞こえれば]
ユーリエさん、私、ちゃんとグレさんに気持ちを伝えられましたよ!
ユーリエさんのおかげです、ありがとうございました!
[涙声ながらも努めて明るい声でそう言った。]
結果は、振られちゃいました!ごめんなさい、折角…ユーリエさんに応援してもらったの…にうまくいきませ…んでした。
[心配させまいと明るく結果を伝えようと努力はするものの、振られた、と自分で言葉にすると振られた事を再び自覚して、涙が溢れ出してきて]
ユーリエさんは絶対にラフィ…さんと幸せになっ…てください…ね。
これ…からもずっと…応援し…てますから!
[嗚咽をあげながらそう続けた。]