んぅ ……ふっう[腔内を満たす肉杭が苦味を混じらせたカウパーを流せば、同時、奥まった部分まで伸ばした指先が痼を掠める。先ほどよりも強い締まりと共に色を帯びた聲が届けば喉奥で一度彼の先端を締め上げて、ずるりと腔内から抜く。唾液と体液でてらてらと濡れほそった中心を舌で舐めあげて] はっ ――…、ここ? 感じる?[見逃すまい、今の彼の相を。その聲を。この場所を。自分にとっての明日がもう無くても、忘れない。指の付け根が肉襞に埋もる程になれば、痼を押し上げる形に]