人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【鳴】 第二王子 ウェルシュ

南のスラムで暴動が起きたと。…、なるほど。

[冷静な、怜悧とすら呼べるほどの仕草で示された資料をめくる。その顔が曇った。これにはギルドの権を弱めたことで、貴族と癒着ある商人が値を釣り上げたとある。

…──けれどそんなことは、出来なかったはずだ。
出来ない。ように仕組みを整えた。
何故なら制度の目的は、貧しい者にこそ利益あるよう整えたものだったから。

それは王の目を通り元老院の目も通り施行されたはず。
献策したのは確かにウェルシュ、けれどその前にガードは幾重にもあったはずなのだ。なのに。]


いいえ。兄上、これはあり得ないこと。


[だからまず、返されるのは端的なる否定の言葉で。]

(=10) 2017/04/24(Mon) 00:35:10

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