人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


【鳴】 魔法学園生 リヒャルト

 ……なー、フレイ。
 俺、やっぱり、甘いかな。

[邂逅の時の後、帰途につきつつ。
声を上げる事で他者を寄せたくなかったから、思う所は意識へ落ちる]

 先々考えれば……ってのは、頭の隅にはあって。
 でも、やっぱりそっちは選べなかった。

 死んだら終わり、っていうのが、どうしても頭から抜けなくて、さ。

 ……壊しちまうのは簡単で、でも、なくしたものを取り戻すのは難しいって。
 そんな風に考えたら……単純な手、選びたくなくて……それで、こーなって。

(=9) 2020/11/28(Sat) 01:53:15 (tasuku)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby