>>106[ 体に触れられれば、さすがに目覚めたけれど、甲斐甲斐しく世話をしてくれる気配だったので、目はつぶっていた。寝台に横たえられて、ベリアンが去ろうとする時に、その背に"声"を投げる。] 困ったものだな。 君が後継者を育てない限り、あの家に縛られたままだろう? この戦だって、志願したわけではあるまいに。