― 突然の不意打ち? ― ほーいほい。 こちら狼シロウ、どーぞ。[カサンドラの通信が入ったのは、本当に何時ごろだったんだろう。レトのわたわたしている返答>>=7を聞けば、くくっと笑い声がこぼれた。……二号機、という言葉に。一時期シュヴァルベで流行っていた、公国と帝国の技術を駆使して作られたロボットが、悪の王国と戦うというシュールな子供向け番組を連想してしまったのは、余談である]