人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


【鳴】 巫女姫 シルキー

― 親征中 ―

アレクシス、
そちらはお変わりありませんか?

[首都ブラバンドの護りを託した腹心を気遣ったのは、
程なくしてデ・モール火山へ真っ直ぐ続く平原に
足を踏み入れようという時分だった]

此方の天気は上々ですよ。
あちらシュビトの天候は、デ・モール火山が壁を作っていて
窺い知ることは出来ませんけれど。

アレイゼル領にて、ソマリ殿に出迎えていただきました。
共に往く軍属の皆様方も、熱心に職務に励んでおいでです。

ですから――…、ご安心くださいね。

[心配性の影の軍師へ、そっと送る柔らかなる響き]

(=3) 2015/03/07(Sat) 18:01:34

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