人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【鳴】 第二王子 ウェルシュ



いえ。兄上、それは、 ───…


[鋭くかかる言葉、それにパッと顔を上げ反射的に反論を口にしようとする。けど、その音が途中で止まった。
ウェルシュの顔が僅か、難し気に曇る。

これまでは。第二王子という立場であり、いかにウェルシュが施策を練ろうとも、その上には父王がいた。だからこそ、シュナウザーがウェルシュと親しく相談役のようなことをしていても、その彼の役職が監査局長であっても許されていたのだろう。

けれどもし、この先もそれが続くなら。
それは、兄の危惧も当たるだろうと───少なくとも、シュナウザー自身にその意思がなかったとしても、周囲はそうは見まいとも理解する。してしまうのだ。

だから言葉は途切れた。ふ…、と、息が落ちる。]

(=1) 2017/04/24(Mon) 23:43:37

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