こら。 こんなイイ男が隣で寝てるのに、 他の男の名前を口にするなよなー。[誰かへの謝罪の言葉を繰り返すその唇を、むんずとつまんでやる] そのなんとかくんにさ、あんたがどんな悪いことしたのか知らないけどさ。[指を離し、また優しくジムゾンの髪を梳きながら] そのなんとか君はもうあんたに言葉をかけてやることはできないみたいだから、 僕が代わりに言ってやるよ。 ……もういいよ。 もう、そんなに苦しむなよ、ジムゾン。