柊>>~53[重ねた唇。柊の柔らかさを確かめるように、身体を抱き寄せ、唇を食んだ。夢中になっていると感じたのは冷たい雫。柊の目元から流れる涙に唇を離した]ん……ひ、いらぎ……どうしたですか?どこか痛かったですか?[柊の頭を優しく撫でながら、心配そうに眉根を下げた]