柊>>~45そうやって、柊がフレデリカのことを想ってくれているのが嬉しいのですよ。……う、ん……ずっとしたかったのですよ。[目を瞑った柊の背に腕を回して優しく抱き寄せた。目の前にあるのは柊の顔。赤い唇に惹きよせられるように顔を近付けていく。互いの息が掛る距離で一寸と動きが止まり――]柊……大好きなの、ですよ。[言葉を紡ぐと唇を重ね合わせた]