[>>~20俺だって、という幼馴染の言葉が聞けば、また涙が滲みそうになる。]――…っ。[行くな、とまた留める言葉を口にしそうになり、口を噤む。けれどややあって続く力強い言葉を聞けば、はたと目を瞬かせる。>>~21刃物で断つ様な音が立ち、幼馴染を覆う何かが切り離されたような感覚がした。]…リエ、[魂までは、という言葉に顔を歪めた。]