――あふぁ?!
[>>~22背後から響いたその声に文字通り飛びあがった。
つまり、椅子が背後にガッターンしたのだ。
両手が拘束され、タンクトップに男物のワイシャツ姿。
ついでにいえば非情なケダモノにズボンを奪われ、
白い脚が剥き出しだが本人はそんなことを忘れているらしい。
ぱちぱちと瞳を瞬いて、それから首を傾げる。
振り向いて視界に映したファミルは見知らぬ人間で――]
だ、だれですかおまえ。
僕はエレオノーレってひとじゃねーですよ。
えーと、なんだっけ、ええと……
ぷり……プリン……ちがう、プリムラでしたっけ?