金屏風の”黄金虫様”と”いろは姫”の背後には、いろは歌と、”黄金虫様”の時世の句と呼ばれる歌が、旧字体で記されています。ローゼンハイムさんが、分かりやすく読み上げてくれますね。* 『いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす 』 『いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ この世のわかれの流星は 飛んで火に入る黄金虫かな』