「 なぜ、私はあなたたちのような強さを、持たなかったのだろう 」 「 なぜ、私の民は 」 「 なぜ 」 「 … 」声は次第に弱まり、消えていく。戦いの先にこそ得るものがあると信じ、民を果てなき闘争へ駆り立てた挙句、全て滅んでなお戦いを求めた狂える神の、最後だった。