「アクアマリンステージ、ハントはそろそろ一段落かな? てわけで、そろそろ、出てきますよー!」『出てくるって、何が、かしらー?』[ステージの司会が声を上げるのに合わせ、電脳兎がこきゅっと首を傾いでボケる。それに応じるように、海域の一画で渦が生じた]『ルォオオオオオンっ!』[回転を速める渦の中から甲高い声が響く。一拍間をおいて、渦の中から瑠璃色の海竜が跳ね上がり、砂浜へいる者たちへ向けて小規模な津波を叩き込んできた。*]