天のお告げ（村建て人）

［神聖ロム・レム王国の王は、
　脳内寄生生物ガルーの亜種が寄生している
　いわゆる『瘴狼』だった。
　強い支配能力持ち、多数の隷属者を従えていた。
　
　ゼラト氏も、最初は望んでではなく無理やりに、
　隷属者にされた人間だ。

　しかし、魂の契約に縛られてからは、
　心では、自分の愛する人達を裏切る
　哀しみに涙しながらも、
　魂は、すっかりロム・レム17世に心酔していた。

　ロム・レム王権の復活を望む多くの隷属者や
　協力者たちは、ロム・レム王国の敗戦後も、
　主であるロム・レム王の行方を探し続けてきた。］