マスコットとしてふれあい広場を賑わせていたもの──『シュヴェーアト』のコンピューターたちの疑似生体ユニット。それが唐突に増殖を始めた。閉ざされた空間に溢れかえる疑似生体ユニットのもふもふたち。あまりといえばあまりにも想定外な出来事に対し、司令部は特務部隊へ速やかなる事態対応を命じ、一件に対する権限は、特務部隊隊長へと移譲され──。