「な、何が起きたんじゃー……」
大爆発の中心にいたのに、真っ黒こげになってはいるけれど、息のある驚異の生命力。
ぴくぴく痙攣しつつ、なおも這って集会所へ向かおうとしたアーヴァインさんでしたが、そこをさらに上空からミサイルを15(20x1)発落とされては、さすがに集会所へたどり着く事はできません。
それでも、ケルベロス医院の別館最上階特別室に運び込まれたアーヴァインさんは、「入院なんぞつまらーん! わしの嫁さん候補たちを連れてこーーーーい!!」と騒ぐだけの元気があるのですが。
そんな経緯で、アーヴァインさんが緊急入院した事と、そこへ強制的に毎日1〜2人ずつ見舞いに連れていかれる旨の連絡が、集会所へも届きました。
村と集会所の中間地点あたりでド派手な爆発が起きたのは、もしかしたら窓から見えたかもしれません。