人狼物語−薔薇の下国

215 龍海乱舞 ─南方海域波乱航─


天のお告げ(村建て人)

船の修繕を終え、再び戻った洋上。

波はやや荒れ、漂うのは落ち着かない空気と、何かの気配。
波の下で蠢いていたそれは、船団を認めると大きく波を揺らして──。


ざっぱーん。


とか、やっぱり書き文字の浮かびそうな勢いで、跳ねた。
それを伴い甲板に降り立ったのは、人間大の巨大海老。
更に、どうやって船体をよじ登って来たのかは定かならぬが、巨大な蟹も姿を見せる。

現れたものたちが向けてくるのは、先と変わらぬもの──明らかな、敵対の意思だった。

(#0) 2014/07/11(Fri) 11:24:01

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