[ 小舟から『幽霊船』に乗り移った調査隊一行は、舞い降りてきたヤクモの背に居るディークが眠りに落ちていることを発見する ][ それは、他の眠り病患者とそっくりの症状に見えたが、ヤクモがディークの身体を背から降ろす事は拒まなかった代わりに、何かを探すように、鳴きながら辺りを落ち着き無く見回しているのが、奇妙といえば奇妙だった ]